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ディマンシュ・ア・バマコ

レゲエ・ラテン / アフリカの多様な音楽 · 2004

ディマンシュ・ア・バマコ

アマドゥ&マリアム

Dimanche à Bamako · Amadou & Mariam

この一枚を聴く理由

三つのM’biféが、結婚式の祝祭と社会への視線を含む十五曲を囲む。

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収録曲・試聴

日本語編集版

アルバムの物語

『Dimanche à Bamako』は短い「M’bifé」を二曲続けて始まり、最後に長い「M’bifé blues」へ戻る。その間に結婚式、交通、平和、政治が現れる。アマドゥとマリアムの歌にマヌ・チャオが制作と演奏で関わり、個人の愛と街の暮らしが一枚に入る。

チャオの参加は目立つが、二人は出会う以前から長く活動していた音楽家だ。新人を発見した物語だけで説明すると、すでにあった歌とギターの中心が見えなくなる。マリアムが歌う「M’bifé」に続いてバラフォンを前へ出し、終曲では同じ題名にブルースを付けて戻る。この三つの位置が、ヒット曲を集めただけの盤とは違う輪郭を作る。有名な「Sénégal Fast Food」と「Beaux dimanches」も、その中にある別々の場面として聴ける。

同じ名前の二つの入口

第一曲は約二分十一秒、次の「M’bifé balafon」は約一分五十九秒。同じ名前の後に楽器名を付け、短い導入を違う音色へつなぐ。最後の「M’bifé blues」は約五分二十一秒とずっと長い。冒頭の二曲と終曲を比べると、全曲を経て最初へ戻る道筋ができる。間の曲をすべて一つの物語にまとめなくても、離れた位置に同じ名前を置いた構成は確認できる。最初と最後の長さの違いも、その関係を強くする。 三曲の名称は、十五曲を見渡すための明確な目印となる。

祝祭に隣り合う関心

「Beaux dimanches」はバマコの日曜日の結婚式を扱う。その直後には「La paix」が続き、前半の「La réalité」や後半の「Politic amagni」も別の社会的な関心を示す。踊りに向く曲と社会を見る曲を、違うアルバムに分けてはいない。祝いの場は、街で暮らす人々の日々の一部として置かれる。日曜日の明るい風景を入口にしても、作品全体を途切れない休暇のように捉える必要はない。隣の曲まで進むことが、その幅を知る助けになる。

曲ごとに異なる共同作業

チャオは制作に加えて「Sénégal Fast Food」などで歌にも参加する。一方、「Beaux dimanches」を書いたのはアマドゥ・バガヨコだ。共同制作という言葉だけで、全曲の作曲や声を一人へ集めてはいけない。会話や周囲の音を取り込む制作も、暮らしの感覚を加えている。一回の公演をそのまま記録した実況盤ではなく、歌と演奏、環境の音を組み合わせた作品として考えたい。二人の音楽的な中心と、制作者の貢献を同時に捉えられる。

曲からたどるアルバム

冒頭のM’bifé二曲と終曲のBluesを結び、結婚式の曲からLa paixへ進む。

  1. Sénégal Fast Food

    五曲目に置かれた、マヌ・チャオの歌声も参加する代表的な共同作業だ。約四分十九秒の原アルバム版を選んだ。「La réalité」と「Artistiya」の間にあり、短い導入二曲の先で歌の連なりが広がっていく位置にある。この一曲が有名でも、全体をチャオの単独作品として扱うことはできない。二人の名で発表されたアルバムの中にゲストの声が入る形を確認したい。後半には「Taxi Bamako」もあり、都市の生活を思わせる場面が増える。ただし題名だけから、特定の人物の旅の詳細までは決めつけない。次の選曲と比べると、共同制作の役割の違いも見えてくる。

    参考資料 · MusicBrainz — disc-specific performance credits
  2. Beaux dimanches

    バマコの日曜日の結婚式を歌い、アマドゥ・バガヨコが書き、マヌ・チャオが制作した曲。約三分三十一秒の九曲目で、アルバム名のイメージを直接示す。ただし祝いの場面だけで作品全体をまとめないことも大切だ。すぐ後に「La paix」があり、さらに「Politic amagni」へ進む。祝祭は社会への関心と同じ流れの中に置かれている。ここでは短い編集を使う選曲集ではなく、原十五曲の中の録音を選んだ。外部の声が加わる最初の選曲と比べれば、アマドゥ自身の作曲が中心にあることも分かる。二曲を入口にして、最後の「M’bifé blues」まで進みたい。

    参考資料 · Ultratop — Beaux dimanches writer and producer credits

次に聴く一枚

コノノ N°1のCongotronicsと続け、異なる編成と制作によって都市の音楽を形にした二作品を比べる。

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参考資料と編集について

日本語の読者に向けて独立して編集した記事です。作品の事実関係は下記の資料を参照し、聴きどころは編集上の解釈として記しています。AIによる編集・検査を実施しており、第三者の読者による実査ではありません。