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ザ・ソース

レゲエ・ラテン / アフロビートと西アフリカ · 1991

ザ・ソース

アリ・ファルカ・トゥーレ

The Source · Ali Farka Touré

この一枚を聴く理由

共演者と編成の違いが、トゥーレのギターの言葉を十曲の中で広げていく。

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収録曲・試聴

日本語編集版

アルバムの物語

『The Source』を、一本の孤独なギターが音楽の起源を証明する作品としてだけ聴くことは難しい。タジ・マハールと出会う長い「Roucky」、ニティン・ソーニーのタブラが加わる「Inchana Massina」のように、他の奏者との関係が歌の肌触りを変える。一見簡素な反復にも、誰がどんな楽器で加わるかによって異なる動きがある。既に自分の言葉を持った奏者が、その言葉を広げる場面として出会いたい。

原作の十曲は「Goye Kur」で始まり「Mahini Me」で終わる。「Inchana Massina」の後の「Roucky」は八分を超え、「Dofana」「Karaw」も十分な時間をかける。後半には「Hawa Dolo」「Cinquante Six」、比較的短い「I Go Ka」、「Yenna」が並ぶ。一種類のゆったりした歌が続くと思わず、長さと編成の違いを覚えておこう。最後にタジ・マハールが再び加わる曲まで、いくつもの大きさの対話をたどれる。

似ていることだけでは証明にならない

アメリカのブルースとの比較は、初めて聴く人にも馴染みのある入口になる。しかし似た音型を聴いたことだけで、すべての伝統の移動経路が証明されるわけではない。公式略歴はトゥーレのギターを、北部マリでの音楽経験と結びつけている。その背景を他国の音楽の前段階だけに縮めず、独自に意味を持つ音楽として受け止めたい。どちらが先かを裁こうとする耳から離れると、今一緒に演奏する人々が残す空間も聞こえる。

客演者ごとに異なる仕事

タジ・マハールは「Roucky」と「Mahini Me」に、ソーニーは「Inchana Massina」のタブラに参加する。同じ客演者が全曲を飾る作品ではない。一曲で聞いた音色を次の曲の奏者にそのまま帰すより、楽器がどんな長さの句を交わすかを追ってみよう。タブラの曲では短い打撃のまとまりに、長いギターの対話では音を終える方法と次を待つ時間に耳を置ける。国籍の一覧より、実際の役割の違いが音楽を説明してくれる。

長さを保って聴く理由

「Roucky」の後の「Dofana」も続けて聴き、似た気分が続くだけか、句の間隔が変わるかを確かめよう。後半の短い「I Go Ka」を経て「Yenna」と終曲へ向かう流れは、前半とは別の均衡を作る。曲を入れ替えたり長い演奏を縮めたりした版を、原作と同じと考えない理由もここにある。奏者名を全部覚えなくても、十曲の順序から対話の大きさの差を感じられる。一つの共演だけで終えず、次の曲へ耳を渡すことが、この作品の時間をつかむ助けになる。

曲からたどるアルバム

「Inchana Massina」の打楽器と「Roucky」の長いギターの対話を比べ、終曲でタジ・マハールが再登場する関係も聴こう。

  1. Inchana Massina (feat. Nitin Sawhney)

    ニティン・ソーニーがタブラで参加する曲。打楽器を歌の下で拍を数える装置とだけ考えず、短い打撃がどんなまとまりで聞こえるかを追ってみよう。約五分十四秒の中で、声やギターの句の隣に、手の動きが別の密度の時間を作る。新しい楽器があるという事実より、その楽器が曲の中でする仕事が重要だ。一度は声を追い、次には打楽器へ耳を向けると、同じ区間が違う速さに感じられるかもしれない。次にはさらに長い「Roucky」がある。二曲を続ければ、客演がいつも同じ効果を持つ装飾ではなく、それぞれ違う音楽上の選択なのだと分かりやすい。

    参考資料 · World Circuit — The Source original programme and collaborators
  2. Roucky (feat.Taj Mahal)

    タジ・マハールが加わるこの曲は、選択版では約八分十九秒ある。二人の名前を文化交流の象徴とするだけでなく、ギターの句が違う長さで続く様子を聴こう。一音を長く残す部分と、短い音が集まって流れる部分は、同じ反復ではない。声と楽器が同時に前へ出ない時にも対話は続く。音数を競争のように数えず、次の音が入る余地をどれだけ残すかを追いたい。別の2017年版の短い演奏と混同せず、この長い呼吸を保つことも大切だ。第一印象で止めず「Dofana」まで進むと、一つの場面に長く留まってから次へ渡る、アルバム独自の歩みを感じられる。

    参考資料 · World Circuit — The Source original programme and collaborators

次に聴く一枚

サリフ・ケイタの『Soro』と、同じ国の音楽を一つの響きにまとめず、編成の異なる選択として聴き比べたい。

Soro ↗
参考資料と編集について

日本語の読者に向けて独立して編集した記事です。作品の事実関係は下記の資料を参照し、聴きどころは編集上の解釈として記しています。AIによる編集・検査を実施しており、第三者の読者による実査ではありません。